2015年4月19日日曜日

東京時間(午前9時~午後3時)の値動きの高値・安値をブレイクした場合に、ブレイクした方向に仕掛ける方法をアジアンタイム・レンジ・ブレイクアウトとも言うらしい。

今回検証したのは東京時間の高値を超えた場合には買い、安値を割った場合には売るだけの非常に単純なアジアンタイム・レンジ・ブレイクアウトです。
バックテスト期間:2010年1月~2013年6月25日(通貨ペア:ユーロ/米ドル)
トレード開始時刻は午後3~4時よりも午後7時以降に開始した方が良い結果となりました。(初動はダマシが多いということだろうか?)
損切りは20pips、利食いは80pipsとし、当日中に損切りも利食いもされない場合には手仕舞いします。
勝率は30%未満と良くはありませんが損小利大システムになっていて、「トータルでは勝っている」という感じです。

仕掛ける時刻は19時。なぜこの時刻が良いのかはよく分からないんだけど、最適化するとロジックを変更してもこの時刻から仕掛けるのが良い結果になった。
利食いポイントは(あえて)設定しない(利益を出来る限り延ばす)。手仕舞いは翌日3時がベスト。この戦略はデイトレードなので利益があろうがなかろうが手仕舞いする。
※トレンド転換が明らかであれば途中で利食い/損切りするのはアリ。
ロンドン・オープニング・レンジ・ブレイクアウトについてはこんな感じ。(ロンドンだけじゃなくてニューヨーク時間も調べたんだけど19時が良かった)
優位性はありそうだと思っているけど、直近だけ見るとイマイチなのでそこが気がかりなところ。
バックテストの結果から幾つかのパターンに分類、各パターンがどの程度の頻度で発生しているか確認しました。
(期間は5年間、通貨ペアはユーロ/米ドル)

ブレイクアウト成功パターン
逆指値が通った後、目立つ戻りも無く利益を確定したパターン
発生回数:35回(約33.7%)
成功?
ブレイクアウト成功?パターン
ダマシになったがストップにはならず、
再度ブレイクして利益を確定したパターン
発生回数:31回(約30.0%)
失敗
ブレイクアウト失敗パターン
ダマシになり、ストップで損失を確定したパターン
発生回数:18回(約17.3%)
トントン
ダマシになったが薄利で手仕舞いしたパターン
または、上げてから直ぐに下落、
トレーリングストップにより薄利で手仕舞いしたパターン
(薄利=ほとんど利益なし)
発生回数:20回(約19%)

あくまでも「最適化したシステムでの検証」ですので、失敗よりも成功が多いです。(上記データは悲観的に見たほうがよいと考えています)

「ブレイクアウトの成功パターン」と「ダマシになったが利益は確定できたパターン」がほぼ同数発生しているのは予想外でした。(ある程度、ダマシになった後に利益確定したパターンもあるだろうと予想はしていましたが・・・)
後者は「オープニング・レンジ・ブレイクアウト」による勝ちとはカウントできないので、純粋な勝率は最適化したシステムでも3割。
実質、2割程度ではないかと考えます。

やはりここでも「オープニング・レンジ・ブレイクアウトとはなんだったのか」という感想になってしまいます・・・。

バックテスト結果から「これは有効に違いない」と考えて詳細に検証してきましたが、残念ながら「純粋にオープニング・レンジ・ブレイクアウトで勝つ可能性は良くて50%くらいじゃないか」という結果に落ち着いてしまいました。(前回の検証から、2日目にクローズした場合に50%程度。トレンドフォローの場合には、20%~30%くらいと思います。)

オープニング・レンジ・ブレイクアウトの検証はこれで以上になります。(これ以上の検証は無意味と判断しました)
次回は別の切り口から優位性を探してみようと考えています。






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